黒いいちご!?真紅の美鈴の品種と魅力、味を紹介

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見た目が珍しく黒いことから注目されているいちごの品種「真紅の美鈴(しんくのみすず)」

どんないちごなのか気になりますよね。

そこで今回は、別名「黒いいちご」とも呼ばれる「真紅の美鈴」の特徴や、美味しく食べられる旬の時期を解説しています。

採れたての「真紅の美鈴」を味わえるおすすめのいちご狩り農園も紹介していますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。

真紅の美鈴の品種の特徴とは

「真紅の美鈴」とは、その見た目の黒っぽさから別名「黒いいちご」と呼ばれます。

一般的ないちごは、熟しすぎると赤黒くなって実が落下します。

しかし、実が赤黒くなってきてから食べ頃になるのが「真紅の美鈴」です。

実の中身まで赤くワイン色に染まり、食べた瞬間にいちごの香りと甘さが口いっぱいに広がります。

「真紅の美鈴」は、以下のような特徴を持つ品種です。

  • 果実の形は円錐形である
  • 果皮は光沢をもち、果皮だけでなく果肉まで濃い紅色になる
  • 果実はやや固く、香りは強め
  • 糖度がとても高く、酸味は控えめ
  • 抗酸化作用をもつ成分「アントシアニン」を豊富に含む

糖度は15〜17度もあり、他の一般的ないちごと比べても非常に高い数値です。

みなさんがよく口にしているいちごの品種「あまおう」で9〜11度、「とちおとめ」でも9〜15度です。

「真紅の美鈴」の糖度が非常に高いことがわかりますね。

また、抗酸化作用の成分「アントシアニン」は、シワ予防や活性酸素の生成を抑制するといったアンチエイジングに効果的です。

「アントシアニン」の含有量についても、「とちおとめ」の2.8倍多かったという研究結果も報告されています。

真紅の美鈴の歴史と産地

「黒いいちご」と話題の「真紅の美鈴」がどうやって育成され、どこで栽培されているのか気になりますよね。

ここでは、真紅の美鈴の歴史と産地についてまとめました。

真紅の美鈴はどうやって育成されたの?

真紅の美鈴は、「これまでのいちごの常識を打ち破りたい」という強い想いから生まれたいちごです。

千葉県の育種家である成川昇氏が、交配・選抜して育成し、2015年に品種登録されました。

もともと、成川氏は千葉県農林総合研究センターで育種研究所の所長を勤めていた人です。

退職後も個人で研究を続け、「真紅の美鈴」を誕生させました。

真紅の美鈴は主にどこで栽培されているの?

「真紅の美鈴」の産地は、ここだと言える地域がありません。

なぜなら、まだ生産者が極めてわずかしかいないからです。

「黒いいちご」として話題になっているものの、育成された千葉県大綱白里市でも、2020年の段階で2軒ほどしかありませんでした。

長野県や佐賀県など各地で作られるようになってきてはいますが、全国的に見ても生産量は非常に少なく希少ないちごとなっています。

真紅の美鈴の販売について

真紅の美鈴の名前の意味と由来

「真紅の美鈴」という名前は、育成者である成川氏が名付けました。

実は「真紅の美鈴」の名前の候補は、もう1つあったのです。

「真紅」と「深紅」で迷ったそうなのですが、深紅というダークなイメージでなく、「明るい真紅」を選んだとのこと。

また、いちごは鈴のようにコロンとした実をつけますよね。

この「鈴」に美しさをプラスして「美鈴」と名付けられました。

真紅の美鈴の旬の時期

いちご狩り会場

「真紅の美鈴」を美味しく食べられる旬の時期は「1月〜2月」です。

収穫時期は、12月下旬〜3月中旬までとなっています。

真紅の美鈴の値段

「真紅の美鈴」をスーパーで見かけることは「ほぼない」といっていいでしょう。

なぜなら、生産者が少なく希少な品種だからです。

市場に出回ることはほとんどないといっても過言ではありません。

どうしても「真紅の美鈴を食べてみたい!」という方は、オンラインでの購入をおすすめします。

安くて1パックあたり2,700円(18粒)、高くて1パックあたり3,240円(11粒)ほどです。

つまり、1粒150円〜295円ほどとなりますね。

とちおとめが1粒50円〜200円ほどなので、比較的高級ないちごの品種といえるでしょう。

「とちおとめについても詳しく知りたい!」という方は、以下の記事で詳しく解説しています。

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いちご狩りで「真紅の美鈴」を味わえるおすすめの農園5選

いちごを食べる女性

「真紅の美鈴」を味わえるいちご農園を5つ厳選しました。

市場にはほとんど出回らない「真紅の美鈴」を、ぜひ採れたてで味わってみてくださいね。

①相葉苺園

相葉苺園は、栽培品種が多く、珍しい品種もたくさん取り揃えている人気のいちご農園です。

必ず6〜8品種ほどは食べ比べすることができるよう、ローテーションを組んでくれています。

「予約をして確実にいちご狩りしたい!」という方は、じゃらんから土日のみ予約ができるのでおすすめです。

住所千葉県山武市湯坂344
駐車場あり
品種真紅の美鈴、房の香、章姫、とちおとめ、紅ほっぺ、やよい姫、かおり野、おいCベリー、桜香(おうか)、桃薫、かなみ姫、星の煌めき、さちのか、ゆめのか、もういっこ、千鶴、いざよい、みつはる、えちごひめ、チーバベリー、恋みのりの計21品種(年によって入換えあり)
時期12月中旬〜5月中旬
予約予約不要(当日、100〜150名程度に達したら受付終了。)
詳細サイトhttps://aiba-15.com/kinds/index.html

②近藤いちご園

近藤いちご園では、26種類もの品種を栽培しており、その中から最大9種類の品種を食べ比べることができます。

良質な腐葉土からできた有機・黒土を使うなど、いちごの栽培方法にもこだわっています。

直売所では、採れたてのいちごだけでなく、いちご大福やいちごジャムも販売していますよ。

住所千葉県長生郡一宮町一宮9177-7
駐車場あり(普通車20台、バス6台)
品種真紅の美鈴、房の香、章姫、とちおとめ、紅ほっぺ、やよい姫、かおり野、おいCベリー、桜香(おうか)、桃薫、かなみ姫、星の煌めき、さちのか、ゆめのか、もういっこ、千鶴、いざよい、みつはる、えちごひめ、チーバベリー、恋みのりの計21品種(年によって入換えあり)
時期1月〜5月中旬
予約予約不要(先着順)
詳細サイトhttp://www.kondo-ichigo.com/

③和苺苑(なごみいちごえん)

和苺苑は、2015年にオープンしたばかりのいちご農園です。

希少な「真紅の美鈴」だけでなく、ビタミンCが多く含まれる「おいCベリー」、千葉県オリジナルの品種「チーバベリー」なども食べ比べることができますよ。

上下二段の高設栽培で通路も広いので、お子様もいちごが取りやすいですし、ベビーカーや車椅子も乗り入れ可能です。

住所千葉県山武市富田ト757-2
駐車場あり
品種真紅の美鈴、おいCベリー、かおり野、紅ほっぺ、章姫、チーバベリー、恋みのり、あまおとめ、星の煌めきの計9品種
時期12月下旬〜5月中旬
予約土、日のみ予約必須
詳細サイトhttps://nagomi15.com/fee.html

④軽井沢ガーデンファーム

軽井沢ガーデンファームは、1年中いちご狩りが楽しめる珍しいいちご農園です。

標高1,000mの高原地帯の寒暖差を利用し、さらに手作業で丁寧に間引きをすることによって、味が濃く美味しいいちごを作る工夫をしています。

プレミアムプランでは、「真紅の美鈴」を含む6種類から生育状況によって3品種ほどなので、「真紅の美鈴」を確実に食べられるとは限りません。

コンプリートコースでは、以下の表にある8種類のいちごの品種を確実に食べ比べることができます。

料金が大人:5,000円、小学生:1,700円と高めですが、ジャムなどの加工品や採ったいちごを持ち帰ることができるお土産付きプランです。

住所長野県北佐久郡軽井沢町発地2062-1
駐車場あり
品種真紅の美鈴、よつぼし、紅ほっぺ、真珠姫(白いちご)、ロイヤルクイーン、やよいひめ、かおり野、恋みのりの計8品種
時期冬春いちご狩り(12月下旬〜6月下旬)、夏秋いちご狩り(7月上旬〜11月下旬)
定休日:火
予約コンプリートプランのみ予約必須(他のプランでも予約は可能)
詳細サイトhttps://www.gardenfarm.jp/

⑤岸川農園

岸川農園では、白いちごである「淡雪」、黒いいちごである「真紅の美鈴」、そして一般的な赤いいちごの3色を贅沢に味わうことができます。

農林大臣水産賞を受賞するなど、いちご栽培技術において高い評価を得ています。

オンラインショップも開設しているので、遠方の方でも岸川農園のいちごを取り寄せることが可能です。

住所佐賀県杵島郡白石町福富下分295
駐車場なし
品種真紅の美鈴、淡雪、こはる、さがほのか、あまえくぼ、よつぼし、恋みのり、いちごさん、かおり野の9品種
時期1月〜5月(土日のみ開園)
予約完全予約制(じゃらんより予約可能)
詳細サイトhttps://kisigawa.com/

まとめ:黒いいちご「真紅の美鈴」は、希少ないちごの品種!

「真紅の美鈴」は、見た目の濃い紅色に目がいきがちですが、糖度も一般的ないちごより高く、とても美味しいいちごです。

ただ、栽培している農家が少ないため、オンラインで購入するか、いちご狩りに行かないと食べることは難しいでしょう。

メディアでも取り上げられて注目されている希少な「真紅の美鈴」をぜひ食べてみてくださいね。

「美味しいいちごを見分けられるか心配…」という方は、以下の記事が参考になりますよ。

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