毎年12月から6月頃まで、全国で楽しめるいちご狩り。
子供といちご狩りに行くとき、どんな服装にすればいいのか、そして何を持っていけばいいのか、初心者の方は不安ですよね。
そこで、この記事では、子供といちご狩りに行くにあたっておすすめの服装や靴、持っていくべき持ち物についてご紹介しています。
子供と素敵な思い出を作るためにも、ぜひ参考にしてくださいね!
いちご狩りで子供におすすめの服装は?
いちご狩りは、汚れることを前提とした服装で行きましょう。
子供の服は、いちごの汁や土で汚れる可能性が高いです。
汚れが落ちやすい素材、もしくは汚れても良い服装で行くことをおすすめします。
①いちご狩りに向いている子供の上半身の服装
いちごの汁は、一度つくとなかなか落ちにくいです。
いつもはいちごを綺麗に食べられる子供でも、食べ放題では汁が飛び散ります。
また、子供なので、土で汚れている通路に平気でしゃがみこむ、練乳を服に垂らすといったことも十分に考えられます。
幼稚園児や小学生低学年なら、上半身を覆える長袖のスモックを着せることをおすすめします。
スモックとは、幼児向けの子ども用エプロンのことです。
スモックなら、いちごの汁や練乳で汚しても心配ないですし、袖もまくりやすいです。
また、ビニールハウスの中は風が通りにくく空気がこもるので、意外に暖かくなります。
とくに、身長の低い子供は地面から近いので、暑さを感じやすいです。
ビニールハウスの中と外で寒暖差が大きいので、子供の体温調節がしやすいよう、半袖や薄手の長袖Tシャツを着させましょう。
②いちご狩りに向いている子供の下半身の服装
いちご狩りで、子供は予想以上にしゃがむことが多いため、下はズボンがマストです。
高設栽培のいちご農園だと、子供にとっては目線にいちごが来ることになりますが、疲れてしゃがみ込んだり、地面に膝をついたりするでしょう。
子供がスカートを履いたら、しゃがむたびに地面の土が裾(すそ)に付いてしまいます。
したがって、子供に履かせるなら、座ったり立ったりしやすいストレッチタイプのズボンがおすすめです。
③子供にかぶせる帽子について
天気がいいと日差しも強いので、子供には帽子をかぶせることをおすすめします。
子供に帽子をかぶせる理由は、日差しだけではありません。
いちご農園によっては、いちごの受粉を促すためにミツバチを飛ばしているところもあります。
ミツバチは黒色に興奮する習性があるので、黒い髪の毛を隠すためにも、帽子があると便利です。
いつミツバチが来るかひやひやしながらでは、安心していちご狩りは楽しめませんよね。
照りつける日差しとミツバチから身を守るためにも、帽子をかぶりましょう。
いちご狩りで子供におすすめの靴は?
いちご狩りで子供におすすめの靴は、履き慣れたスニーカーや長靴です。
いちごの苗が植えられている場所以外はビニールで覆われていることがほとんどですが、地面にいちごが落ちていたり、雨上がりだとぬかるんでいることが多いです。
したがって、服装と同様、靴も土で汚れる可能性が高いので、よそ行きの靴は避けましょう。
また、いちご農園によっては土がむき出しのところもあります。
土がむき出しのいちご農園では、スニーカーよりも長靴のほうが滑りにくいです。
事前予約が必要ないちご農園でしたら、予約連絡をする際に、どんなコンディションでいちご狩りをするのか確認しておきましょう。
コンディションが悪かったら事前に対策ができるので、安心していちご狩りを楽しめますよ。
ただ、長靴だと歩きにくかったり、抱っこした際にすぽっとぬげてしまったりします。
よほど地面のコンディションが悪くない限りは、履き慣れたスニーカーのほうがいいかもしれません。
お子さんの普段の様子も考えながら、スニーカーか長靴にするか選びましょう。
子供連れでいちご狩りに行くときに必須の持ち物6選
子供といちご狩りに行くにあたって、持っていくと便利なアイテムを6つご紹介します。
いちご狩りに出かける前に、ぜひ参考にしてください。
①両手が空く斜めがけのショルダーバック
子供連れでいちご狩りに行くなら、一緒に行くお母さん、お父さんはショルダーバッグを持つことをオススメします。
子供のために急いでバッグから物を取り出したいものがあるときも、さっと取り出すことができるからです。
ショルダーバッグなら、前にも後ろにも自由自在に動かすことができます。
特に、ベルトを短くして、ボディーバッグのように身体にぴったりと密着させるといちご狩りの邪魔になりにくく、よりコンパクトになって動きやすくなります。
②着替え
いちご狩りは、いちごの汁や土で子供の服が汚れる可能性が大きいです。
さらに、汚れた服の子供を抱っこすると、親の服まで汚れてしまいます。
子供の服は汚れることを前提として、着替えを持っていくのもいいでしょう。
特に、いちご狩りの行き帰りを車や電車で移動する場合は、シートを汚してしまう可能性があります。
子供の着替えを持っていき、いちご狩りが終わったら着替えさせるのが手っ取り早いです。
子供の服が汚れたまま帰ることのないよう、子供用の着替えを1セット持っていきましょう。
③ウェットティッシュ
いちごは手づかみで食べますので、子供だけでなく大人も手が汚れます。
すぐに洗えればいいのですが、ビニールハウスのすぐ近くにお手洗いが無い可能性もあります。
そこで活躍するのがウェットティッシュです。
手だけでなく、子供は口周りも汚しやすいので、汚れたところをササッと拭き取るのにとても便利です。
小さい子供がいる場合は、親御さんが付き添って汚れる都度拭いてあげればいいですが、小学生以上の小学生以上の子供やお父さんにも各自持たせておくといいでしょう。
④ゴミ袋
いちごのヘタなどを入れる入れ物はいちご農園からもらえるかと思いますが、使い終わったウェイトティッシュや、汚れた洋服を持ち帰る時にゴミ袋は必須です。
ウェイトティッシュなどを入れるための小さめのゴミ袋と、子供の汚れた服を入れる大きめのゴミ袋の2種類持っているといいでしょう。
また、これはいちご狩りの帰りの話になりますが、子供が食べすぎて苦しくなったり、酔って吐いたりする場合もあります。
そのためにも、ビニール袋は余分に持っていくことをおすすめします。
いちごのヘタを捨てる時は、プラスチック容器に入れて溜まったらゴミ捨て場に捨てるか、いちご農園からゴミ袋がもらえるはずなので、心配はいりません。
⑤飲み物
天気のいい日には、ビニールハウスの中なのでサウナ並みに暑くなることがあります。
いちご農園の近くに自動販売機やコンビニがないことも考えられますので、飲み物は持参するのがおすすめです。
とくに、子供は地面との距離が近く、地面からの熱を感じやすいので水分不足には注意しましょう。
⑥使い捨てのプラスチックフォークやスプーン
いちごを上手に食べられない年齢の子供をいちご狩りに連れて行くなら、持っていくべきアイテムです。
その場でフォークで食べやすいサイズにカットでき、スプーンで食べさせてあげることができます。
少し年齢が高めの子供でも、フォークやスプーンを使うことで練乳で手がベタベタになるのを防ぐことができますよ。
【まとめ】子供といちご狩りを楽しもう
いかがでしたか?
今回は、いちご狩りにおすすめの子供の服装、靴、そして持っていくべき持ち物についてご紹介しました。
子供と最高に楽しいいちご狩りを楽しむためにも、「子供の服装を間違えた!」「あの持ち物を持ってくるべきだった!」といった失敗や後悔をしたくないですよね。
普段なかなかできない体験だからこそ、この記事を参考にしていただき、子供と一緒に素敵ないちご狩りの思い出を作っていただけたら嬉しいです。