初めていちご狩りに行く人で、
「いちご狩りって手ぶらで楽しめるのかな?」
「持っていったほうがいい便利な持ち物ってあるのかな?」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
家族や恋人といちご狩りに行こう!と計画している方もいますよね。
そこでこの記事では、いちご狩りに初めていく方に向けて、持ってくべき便利な持ち物を紹介していきます。
「あれを持ってくるべきだった…!」と後悔しないよう、参考にしてもらえたら嬉しいです。
いちご狩りに必須の持ち物10選
いちご狩りに出かける前に、これだけは持って行ってほしい便利な持ち物を10個厳選しました。
出かける前に、忘れ物がないか確認してくださいね。
①両手が空くリュック
いちご狩りでは、両手が空くリュックをおすすめします。
いちご狩りの基本スタイルは、片手でいちごを採り、もう片方の手でいちごのヘタや練乳を入れる皿を持つからです。
トートバッグなどでは、動くたびに肩から下がってくるのを気にしなければなりませんよね。
おすすめのリュックは、ショルダーバックです。
ショルダーバックならさっと持ち物を取り出すことができますし、狭い通路でも通行の妨げにならないですよ。
ただし、いちご農園によってはいちごが傷つくのを防ぐためにかばんの持ち込みを禁止しているところもあるので、事前に確認しておきましょう。
実際に、いちご狩りドットコム編集部の筆者が行ったいちご狩り農園は、2軒ともかばんの持ち込みは禁止されていました。
そのうち1軒は、ビニールハウスの入り口に荷物置き用の棚があっただけで鍵はなかったため、貴重品を置いていくのはさすがに怖いと感じ、いちご狩り料金を支払った後に車に荷物を置きに戻りました。
②ウェットティッシュ
いちご狩りは、想像以上に手が汚れます。
いちごの果汁で手が汚れたり、練乳でベトベトになったりするからです。
スマホで写真を撮りたい時など、すぐ手を拭けるウェットティッシュはとても重宝しますよ。
とくに、小さいお子さんといちご狩りに行く予定の親御さんにとってはマストアイテムです。
子供の手や口周りや、服についた汚れをささっと拭き取ることができます。
デートでもさっとウェットティッシュが出せれば、彼から「気が利くな!」と思ってもらえること間違いなしです。
また、農園にもよりますが、農園の近くに手洗い場があるとは限りません。
いちご狩りが終わってすぐ手を綺麗にできる点においても、ウェットティッシュは必須の持ち物です。
また、いちご狩りドットコム編集部の筆者が土壌栽培のいちご狩りに行ったときは、摘んだいちごに少し土の味が付いている点が気になりました。
ウエットティッシュがあれば拭いて食べることができたので、土壌栽培のいちご狩りに行く予定の方はとくに持っていったほうがいいかもしれません。
③ゴミ袋
ウェットティッシュで手を拭き取ったあとにゴミ袋があると大変便利です。
とくに、小さいお子さん連れの親御さんは何回もウェットティッシュを使うことになりますので、大量にゴミが出ます。
また、子供がいちご狩りでいちごを食べすぎて、帰りの車内で気持ち悪くなったという話もあります。
緊急事態に備えて、ゴミ袋は数枚用意しておいたほうが良さそうです。
④水筒
いちご狩りのビニールハウス内は、冬でも25℃前後に保たれています。
外気温に合わせた服装でいちご狩りに行くと、汗をかくこともあるでしょう。
また、いちご自体も甘いですし、練乳をつけて食べますので喉が乾きやすいです。
水分補給をこまめにできるよう、リュックに水筒を入れておくと便利です。
⑤帽子
いちご狩りはビニールハウスの中で行うので、日陰もなく日差しが差し込みます。
暖かくなってきた春は、とくに熱中症になる可能性も十分考えられます。
また、日差しを避ける以外にも帽子を被るべき理由がもう一つあります。
それは、ミツバチ対策です。
農園にもよりますが、ビニールハウス内で授粉用にミツバチを飛ばしているところも多いです。
ミツバチは基本的におとなしく刺すことはありません。
しかし、黒いものに警戒して寄ってくる習性があります。
虫が苦手な方は、黒い髪の毛を隠すためにも帽子を被ることをおすすめします。
⑥日焼け止め
いちご狩りを行うビニールハウスの中は、日差しを遮るものがありません。
ビニール越しの日光は、かなり強い紫外線をともないます。
紫外線対策は夏だけでいいのでは?と思いがちですが、実は冬でも紫外線は容赦なく降り注いでいます。
とくにビニールハウス内では太陽の光が反射します。
したがって、上からだけでなくななめや横からも紫外線が肌に当たることになります。
なので、日焼けをしたくない方は、日焼け対策のために日焼け止めを持っていきましょう。
いちご狩りドットコム編集部の筆者は、5月にビニールハウスで行っている高設栽培のいちご狩りに行きましたが、いちごが植えてある土を覆うシートも白かったため、下からも照らされている感じはありました。
⑦ハンカチタオル
ハウス内がいっそう暑くなる春にいちご狩りにいくと、予想以上に汗をかく可能性があります。
しかし、ハンカチタオルがあれば首に巻いたり、汗拭き用に使ったりできるので大変便利です。
汗拭き用タオルとは別に、お手洗いのあとに手を拭くための小さなハンカチタオルを1枚持っておくのもいいかもしれません。
実際に、いちご狩りドットコム編集部の筆者がビニールハウス栽培のいちご狩りに行った時は5月の時点で25℃以上に温度管理がされており、若干汗ばむくらいでした。
⑧クーラーボックス
クーラーボックスっていちご狩りに必要なの?と思われるかもしれません。
しかし、いちご狩りに行ったらお土産用にいちごを買って帰る人も多いですよね。
クーラーボックスがあれば、買ったいちごを家まで冷えたまま持ち帰ることができます。
いちご狩りのあとにそのままドライブを楽しんだり、他のスポットで遊んだりする予定の方もいるでしょう。
すぐに家に帰らない場合は、いちごの傷みを考えなければなりません。
せっかく買った新鮮ないちごを傷ませないためにも、クーラーボックスは持っていくと重宝しますよ。
⑨【髪の長い女性なら】ヘアゴム
高設栽培のいちご狩り農園なら問題ないかもしれません。
しかし、土壌栽培の農園の場合はしゃがんでいちごを採りますよね。
長い髪をそのままおろしていると、しゃがむたびに髪が邪魔になりますし、手が汚れたら髪をかき上げられないですよね。
髪の長い方は、髪の毛が汚れるのを防ぐためにも縛れるようにヘアゴムを持ってきましょう。
⑩【子供連れなら】スモックやエプロン
子供連れでいちご狩りに行く予定の親御さんは、子供の服が汚れるのを阻止するためにもスモックやエプロンを持っていくことをおすすめします。
スモックとは、主に幼稚園児が着るエプロンのことです。
お絵かきや粘土遊びなどで、洋服が汚れるのを防ぐために着用します。
子供がいちご狩りに行ったら、いちごの果汁や練乳なので服を汚す可能性が高いです。
汚れる前提の服装で行くのはもちろんですが、いちごの果汁は洗ってもなかなか落ちません。
したがって、汚れても良いスモックやエプロンをつければ服が直接汚れるのを防ぐことができます。
服の汚れを防げるので、「帰りの車や電車の座席を汚すかもしれない」という不安もなくなりますよね。
着替えを持っていくのも荷物が多くなって大変です。
なので、子供にはスモックやエプロンを付けていちご狩りをさせるのがいいでしょう。
いちご狩りに必要ない持ち物3選
いちご狩りに行くにあたって、持っていく必要のない持ち物を3つ厳選しました。
余分な荷物を持っていかなくて済むように、確認してみてくださいね。
①練乳
いちごにつけるトッピングといえば、練乳が思い浮かびますよね。
農園にもよりますが、練乳は農園で用意してくれるところが多いです。
わざわざ練乳を買って持参したのに、「いちご狩り料金に含まれていた」ということもあるかもしれません。
また、練乳は用意はしてあるが有料という農園もあります。
いちご狩りに練乳は必須という方は、練乳を無料で用意してくれるのか事前に連絡して確認しておきましょう。
②大きなリュック
いちご狩りにおすすめのリュックは「ショルダーバックである」というお話をしました。
いちご狩りは、通路は狭いことが多いです。
いちごを採ろうと移動する時や人とすれ違う時は横歩きになります。
なので、大きなリュックだといちごに当たり、傷んでしまいますよね。
農園によっては、ぶつかる衝撃によっていちごが痛むのを防ぐために「かばんは持ち込み禁止」にしているところもあります。
しかし、ショルダーバックなどの小さなリュックは、スマホや貴重品などを持ち込むために許可している農園もあります。
したがって、大きなリュックでいちご狩りに行くことは避けたほうがいいでしょう。
③氷水
どうしても「いちごを洗って食べたい!冷やして食べたい!」という方も少なくないですよね。
紙コップや水筒に氷水を入れて持っていけば問題ない、という話もよく聞きます。
しかし、片手でいちごを採り、もう片方の手にはいちごのヘタや練乳が入った皿を持ちます。
氷水でいちごを洗うためには、いちごを食べるたびにリュックから取り出して片付けるという手間が発生します。
どうしてもいちごを綺麗にしてから食べたいという人は、ウェットティッシュを使いましょう。
まとめ:しっかり準備していちご狩りを思いっきり楽しもう!
いちご狩りは、家族や恋人と楽しい思い出を作れるイベントです。
行く前のちょっとした情報収集や準備だけで、楽しさは大きく変わってきます。
家族でもデートでも、いざという時に「気が利くね!」と喜ばれること間違いなしです。
「失敗した!」
「せっかく持ってきたのに使わなかった…」
なんてことにならないように、しっかり準備していちご狩りを楽しみましょう。