いちご狩りといえば、冬からゴールデンウィークまで気軽に楽しめるアウトドアとして大人気ですね。
いちご狩りに行った帰り、トイレが近くなって焦ったという話を聞いたことはありませんか?
実は、いちごには利尿作用があります。
いちごを食べるとトイレが近くなるにも関わらず、トイレがないところも多いため、行ってから「初めて知って焦った!」という人も多いんです。
せっかく楽しいいちご狩りに来たのに、農園内になくて大変な思いをした…という嫌な思い出にしたくないですよね。
そこで今回は、いちご狩りのトイレを気にすべき理由と、いちご農園のトイレにはどんな種類があるのかをご紹介していきます。
この記事を読めば、いちご狩りに行ってトイレを気にして時間を無駄にすることがなくなりますよ。
いちご狩りのトイレを気にするべき3つ理由
いちご狩りに行く前に、なぜトイレを気にしなければならないのか?
いちご農園のトイレ事情を気にするべき3つの理由を解説していきます。
とくに頻尿に悩む方や小さなお子さんを連れて行く予定の親御さん、そして潔癖症の方は必見です。
①いちごを食べるとトイレに行きたくなるから
いちご狩りに行ったら、トイレに行く回数が増えたという話を聞いたことはありませんか?
いちごは、実の90%以上が水分です。
さらに、カリウムというミネラルも豊富に含まれており、余分な塩分を尿として排出する効果があります。
つまり、いちごは水分量が多い上に利尿作用を持つため、頻繁にトイレに行きたくなるというわけですね。
もともと頻尿でトイレが近いという方は、さらにトイレに行く回数が増えるかもしれません。
また、いちごには下痢を起こしやすい栄養素も含まれているので、お腹がゆるい人はトイレに駆け込まなければならなくなる可能性もあります。
②いちご農園内にトイレがないことが多いから
いちご農園にトイレが必ずあるとは限りません。
農園内にトイレがなく、近くの施設に行ってくださいといういちご農園もあります。
いちご狩りドットコムの編集部に所属する筆者が今年行った2軒のいちご狩り農園には、トイレが併設されていました。
片方の農園は水栓の綺麗なトイレでしたが、もう片方は山にある農園だったためボットン式であり、入るのに少し抵抗を感じてしまいました。
近くにコンビニもない場所なので、本当に我慢できなくなったときしか利用しないかな…というのが正直なところです。
いちご狩りの食べ放題の時間が30分間だとして、片道5分のところにしかトイレがないとしましょう。
いちご農園からトイレまでの往復、そして用を足す時間を考えると10分以上はかかります。
小さいお子さんを連れて行くならもっと時間がかかるでしょう。
いちご狩りの3分の1以上の時間をトイレに行くために使わなければいけない計算になります。
せっかくいちご狩りに来たのに、もったいないですよね。
いちご狩りに行ったあとに知ってからでは対策ができないので、事前にホームページなどでトイレの有無を確認しておくといいでしょう。
③いちご農園のトイレが綺麗だとは限らないから
最近では、トイレが敷地内にあるいちご農園も多くなってきました。
しかし、農園内にトイレがあるから安心、という単純な話ではありません。
野外ですので古くて汚く、仮設トイレの可能性も十分考えられます。
「汚いトイレは使いたくない!」という潔癖症の方もいますよね。
潔癖症の方は、いちご農園を選ぶ基準として、綺麗な水洗トイレが併設されていることを条件にするというのもいいかもしれません。
事前に電話で、トイレは綺麗なのかを確認することをおすすめします。
いちご狩りのトイレは全部で3種類
いちご狩り農園に、どんな種類のトイレが整備されているか気になっている方も多いでしょう。
いちご狩りのトイレの種類は3つあります。
- 水洗トイレがある
- 仮設トイレがある
- いちご農園内にトイレがない
それでは、それぞれ見ていきましょう。
水洗トイレ
下水道のある地域であれば、水洗トイレを併設しているいちご農園である可能性が高いです。
清潔に保たれていることが多いため、潔癖症の方や家族で出かけた際は安心して利用できるでしょう。
実際に、いちご狩りドットコム編集部の筆者が行ったいちご狩り農園は住宅地にあり、ビニールハウスのすぐ前に水洗トイレが設けられていました。
綺麗に保たれており、全く抵抗なく使用することができました。
仮設トイレ
田舎にあるいちご農園は、仮設トイレが併設されているところが多いです。
仮設トイレには以下の3種類があります。
- 本水洗トイレ:家庭用トイレと同じように利用できるため衛生的である
- 簡易水洗トイレ:汲み取りが必要だが、水洗のため匂いは少ない
- 非水洗トイレ:ボットン式とも呼ばれ、匂いが残りやすい
「本水洗トイレ」または「簡易水洗トイレ」の場合は、仮設トイレとはいえ水洗のため、匂いや衛生面はあまり気にする必要はないでしょう。
しかし、「非水洗式トイレ」は清掃が行き届いていないと匂いが残りやすいため、苦手と感じる人も多いです。
いちご農園にトイレがない
トイレ併設のいちご農園も増えてきていますが、トイレがないいちご農園もまだまだ多いのが現状です。
尿意は急に来るため、その時に農園内にトイレが無いことを知ったら焦るに違いありません。
いちご農園のトイレの有無や種類は、予約時やウェブサイトで確認できるので事前に確認しておくのがベストです。
しかし、行く予定だったいちご農園にトイレがない場合は、他のいちご農園を探すのも1つの手です。
いちご狩り農園のトイレを使う前に知っておきたい事情と対策3選
どうしても野外の仮設トイレを利用したくない方や、行きたいいちご農園があるがトイレが併設されていない、といった悩みを持っている方もいると思います。
また、子供が急にトイレに行きたくなり、もう間に合わないと言い出す可能性もあります。
そこでここでは、いちご狩り農園でトイレを利用する前に知っておきたい事情と対策を3つご紹介します。
①いちご狩りが始まる前に済ませておく
周りが畑や森に囲まれた田舎のいちご農園では、仮設トイレまたはトイレが併設されていないことが多いです。
いちご農園のトイレを利用したくない、もしくはトイレがない場合は、いちご狩りが始まる前にトイレを済ませておきましょう。
近隣のコンビニやサービスエリア、道の駅など、比較的トイレが綺麗なところで済ませておくのがおすすめです。
仮に、いちご狩りが始まる前にトイレに行かなかった場合でも、終わった後に急に尿意をもよおす可能性があります。
そのため、いちご農園に近くて綺麗なトイレが使える場所、行くまでにかかる時間を把握しておくと安心です。
②常設のトイレがあるいちご農園を予約する
予約する段階で、いちご農園を選ぶ基準を「園内にトイレがあること」にしましょう。
トイレが常設されているいちご農園を条件にして農園を決めれば、トイレ問題に振り回されることはなくなります。
どうしても綺麗なトイレを利用したいなら、水洗トイレが併設されているいちご農園を選びましょう。
ホームページを見ても農園のトイレ事情がわからない場合は、電話して確認することをおすすめします。
③携帯トイレを持っていく
子供連れでいちご狩りに行くと、帰りに「トイレが我慢できない!」と急に言い出すかもしれません。
そんなときに便利なのが、携帯トイレです。
子供用のおまるにビニール袋、その上におむつを敷き、車に置いておきましょう。
子供がトイレをした後、そのままビニール袋に使用済みおむつを包めるため、簡単に捨てることができますよ。
まとめ:いちご狩りに行く前にトイレの有無・種類を調べよう
冬から春に気軽にできるアウトドアとして大人気のいちご狩り。
アウトドアと聞くと頻尿にお悩みの方や、小さなお子さんを連れて行く予定の親御さん、潔癖症の方はトイレ事情が気になりますよね。
いちご狩り農園にはトイレがないことが多く、あったとしても仮設トイレです。
水洗トイレのあるいちご農園は珍しいといっても過言ではありません。
いちご狩りに行く予定の方は、事前にいちご農園のトイレ事情・種類を必ず確認しましょう。