赤ちゃんや子供をいちご狩りに連れていけるのか、不安に思っている方も多いですよね。
結論からいうと、赤ちゃんや子供と一緒にいちご狩りはできます。
しかし、注意点を知っておかないと子供の体調不良や周りの人に迷惑をかけてしまう可能性があります。
そこで、この記事では赤ちゃんや子供と一緒にいちご狩りを楽しめるコツをまとめました。
赤ちゃんや子供を連れて行くにあたり、注意すべき服装のポイントと持ち物も紹介しているので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。
いちご狩りできる赤ちゃん・子供の年齢は?
いちご狩りは赤ちゃん・子供でもすることはできるのでしょうか?
子供でもできるとしたら、いちご狩りを楽しめる年齢は何歳からなのか解説していきます。
0〜3歳未満の赤ちゃん・子供
0歳の子供は、いちご狩りを楽しむということは難しいです。
ただ、いちごは離乳食の初期から生でも食べさせることができる食べ物です。
いちご狩りに行く前に、十分慣らしてから行くのがいいでしょう。
ベビーカーに乗せて親と一緒に周り、先の甘い部分だけかじらせるという方法がいいかもしれません。
1歳になれば、いちごを自分で採って楽しむことができます。
ただ、1歳の子供は食べないいちごや、熟していないいちごまで採ってしまう恐れも。
ベビーカーや抱っこひもを使い、大人がいちごを採ってあげたほうがいいでしょう。
2歳になれば、積極的にいちご狩りを楽しめる年齢です。
子供のためにいちご狩りに行くなら、2歳以上がおすすめです。
親や上の子供が楽しむ目的であれば、3歳未満の子供を連れて行くのもいいでしょう。
3歳〜未就学児の子供
3歳〜未就学児なら、積極的にいちご狩りを楽しむことができる年齢です。
自分の手でいちごを採るという楽しさがわかり、自ら進んでいちごを採りに行きます。
親も子供に気を取られすぎることなく、いちご狩りに集中できるかと思います。
ただ、走り回って周りの客に迷惑をかけるなどしないよう注意は必要です。
3歳以上になると、いちごの熟した実だけでなく、未熟のいちごやいちごの花にも気がつくようになります。
いちご狩りの体験は、好奇心や興味を育てるいい体験になるでしょう。
小学生の子供
小学生の子供なら、自分から積極的にいちご狩りを楽しむことができます。
親が目を離しても問題はないでしょう。
ただし、走り回ってイタズラしたり周りの人に迷惑をかけたりしないよう、最初に注意事項だけ伝えておくことをおすすめします。
いちご狩りを赤ちゃん・子供連れで楽しむコツ 5選
いちご狩りを赤ちゃん・子供連れで楽しむコツを5つご紹介します。
赤ちゃん・子供を連れていって失敗することのないよう、確認しましょう。
①ベビーカー乗り入れOKのいちご農園に行く
赤ちゃんや小さい子供を連れて行くときは、ベビーカーの乗り入れができるいちご農園を選びましょう。
地面ではなく、高い棚で栽培される高設栽培ではベビーカー乗り入れ可能なことが多いですが、事前に確認するべきです。
ただし、ベビーカーの乗り入れができなくても、いちご狩りの制限時間は30分ほどなので抱っこひもでも問題はないでしょう。
両親が交代で抱っこすれば、それほど大きな負担にはなりません。
②予約なしで行けるいちご農園にする
いちご狩りは、いちごの旬である冬に行く方が多いかと思います。
しかし、冬は子供が体調を崩しやすい季節です。
また、行く直前に子供が駄々をこねるなど、予定通りに行かない可能性があります。
いちご狩り当日に行けるか判断できるよう、予約なしで入園できる農園を選んだほうがいいでしょう。
ただし、予約せずに遅く行くと当日分のいちごがなくなり、受付が終了する可能性が高いです。
予約なしで行くなら、開園前に到着するつもりで予定を立てることをおすすめします。
③開園時間が異なるいちご農園をリストアップしておく
いちご狩りに行くなら、開園時間が異なるいちご農園をピックアップしておきましょう。
なせなら、赤ちゃん・子供と出かけるときはイレギュラーな事態が起きやすいからです。
予定通りに出発できるとは限りません。
9時開園のいちご狩り農園に行くつもりで出発が遅れてしまったら、10時オープンのいちご農園に行き先を変更しましょう。
いちご狩りは予約なしで遅い時間に行くと、いちごがほとんどなくなるからです。
なので、当日の朝までいちご農園を1つに絞らない方がいいです。
④汚れ対策をする
赤ちゃん・子供といちご狩りに行くなら汚れてもいい服装にしましょう。
いちご狩りは、いちごの果汁で思った以上に手や口が汚れます。
しかも、いちごの果汁は洗っても取れにくいです。
汚してもいい服がない場合は、前かけやお食事エプロンなどをつけるといいでしょう。
また、汚れ対策としてウェットティッシュを持っていくのがおすすめです。
ウェットティッシュがあれば、手や口が汚れたらすぐに拭き取ることができます。
また、いちごを上手に食べられない子供のためにヘタを取るので、大人も手が汚れます。
いちご農園によっては近くにお手洗いがない農園もあるので、ウェットティッシュはとても重宝しますよ。
いちご狩りで気をつけるべき子供の服装と、持っていくべき持ち物は以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてくださね。
⑤子供料金が安いいちご農園を選ぶ
子供料金は、いちご狩り農園によって異なります。
2歳から料金を取る農園もあれば、歩き始めたらというところも。
2歳ならいちご狩りを楽しめるかもしれませんが、まだいちご狩りを楽しめない赤ちゃん・子供の料金を払うのは少しもったいない気がしますよね。
大人料金はさほど大きい差はないので、できる限り赤ちゃん・子供料金のかからないいちご狩り農園を選んだほうがお財布に優しいです。
いちごは消化に悪いため、子供が食べすぎないように注意しよう
お子さんにいちごを食べさせる際は、いちごの数に注意しましょう。
実は、いちごはあまり消化に良い食べ物ではないからです。
もちろん、いちごには体にいいたくさんの栄養が含まれているのは確かです。
しかし、おなかが緩くなる成分も含まれているので、食べ過ぎると腹痛や下痢を引き起こします。
中には、いちご狩りで食べすぎて帰り道で吐いたり、お腹をこわす子供もいるそうです。
小さい子供は、与えられた分だけ食べてしまいます。
食べさせるいちごの量は、親が調整してあげましょう。
例えば1歳なら、大粒の苺で5〜6個、小粒のいちごで10個ほどが目安です。
農薬がついたいちごを子供に食べさせても大丈夫なの?
子供をいちご狩りに連れて行って、自分でいちごを採るという体験をさせてあげたいですよね。
ただ、農薬を使って育てられたいちごを子供に食べさせて良いのか心配…。という親や保護者にむけて、農薬がついたいちごを食べて良いのかを解説します。
いちご狩り農園のいちごは農薬を使っている?
いちご狩り農園のいちごは、農薬を使用して育てているところが多いです。
なぜなら、いちごは病気や虫にとても弱い植物だからです。
農薬を使わないと、実や葉が白くなるうどんこ病や、奇形や変形した実、収穫前に害虫に実を食べられてしまうという被害が出ます。
もちろん、使用されている農薬の安全性については問題のない基準値が設定されています。
当然ですが、農薬散布の回数や、収穫前の一定期間は農薬を使わないといった細かい規定にも従っているはずです。
いちご狩りを安心して楽しんでもらうために、微生物農薬や天敵を使った防除を取り入れている農園も多いです。
農薬をついたいちごを子供が食べても大丈夫?
子供が農薬のついたいちごを食べたからといって、すぐに農薬の影響が体に出るということはないでしょう。
なぜなら、上記のとおり、使用されている農薬は安全性に問題ない基準内で使用されているからです。
農薬の安全性というのは、毎日食べ続けても健康に問題がないとされる量を考慮して算出されたものです。
安全担保のため、限りなく低く設定されてるので子供に適応しても問題はありません。
むしろ、いちごを食べすぎて気持ち悪くなったり、お腹を壊したりするのが先です。
ただ、どうしても農薬がついたいちごを赤ちゃん・子供に食べさせたくない!という場合は、「無農薬」や「減農薬栽培」でいちご狩りができる農園を選びましょう。
もしくは、いちごを洗うための水を持参し、食べる前に洗うという方法もあります。
まとめ:いちご狩りは赤ちゃん・子供連れでもいちご狩りは楽しめる!
いちご狩りは、赤ちゃん・子供連れでも十分楽しむことができます。
赤ちゃんでもいちご狩りに連れて行くことは可能ですが、子供が自分からいちご狩りを楽しめるのは2歳ごろからです。
上の子供を楽しませたい目的ならば、3歳未満でも連れて行っても問題はないでしょう。
家族で楽しいいちご狩りの時間を満喫してくださいね。