「いちご狩り」って英語でなんていうか知ってますか?
いちご狩りというから、Strawberry Huntといいそうですよね。
でも、実は英語圏ではこの表現、使わないんです。
では、どのように表現するのでしょうか。
今回は「英語でいちご狩りについてどのように表現するか」を紹介します。
また英語圏のいちご狩り文化についてもお伝えするので、ぜひ楽しんでください!
いちご狩りは英語でなに?
![study-english](https://itigo-gari.com/wp-content/uploads/2021/12/towfiqu-barbhuiya-5u6bz2tYhX8-unsplash-1024x683.jpg)
ではまず、いちご狩りは英語でなんと表現するかを見ていきます。
想像がつきますか?
いちご狩りの正しい英語の表現
いちご狩りは英語で「strawberry picking」と表現します。
日本人としても分かりやすい表現ですよね。
以下が例文です。
私は昨日、いちご狩りに行きました。
I went strawberry picking yesterday.
pickingの前に、摘む対象の単語を入れるということです。
そのほかのフルーツ狩りと例文については以下の通りです。
フルーツ狩りは、英語で「fruit picking」と表現します。
以下が例文です。
私は来週、家族とフルーツ狩りに行く予定です。
I will go fruit picking with my family next week.
ブルーベリー狩りは、英語で「blueberry picking」と表現します。
以下が例文です。
私たちは一緒にブルーベリー狩りを楽しんだ。
We enjoyed blueberry picking together.
りんご狩りは英語で「apple picking」と表現します。
以下が例文です。
一緒にりんご狩りに行きません?
Shall we go apple picking ?
このように表現することができます。
比較的覚えやすい表現ですよね!
表現するときの注意点
![いちご狩りをしている人の手元](https://itigo-gari.com/wp-content/uploads/2022/08/roman-kraft-pOfLjZmvvaU-unsplash-1024x684.jpg)
ただこの覚えやすい表現、一点注意点があります。
実は、そのまま使うと「農作業をする」という意味でも捉えることが可能なんです。
使い方の違いを例文を使って紹介します。
私は明日の朝、畑でイチゴを狩る(という農作業をします。)
I will pick strawberries on my farm tomorrow morning.
この表現では、アクティビティとしてのいちご狩りを楽しむというものになりません。
農作業としてのいちご狩りをするという表現になります。
では次に、「いちご狩りができる農園に行きいちご狩りを楽しむ」という表現を紹介します。
私は明日いちご狩りに行く予定です。
I will go strawberry picking.
こちらの文章でも通じることもあります。
しかしもっと詳しく表現すると、以下の通りです!
私はいちご狩りができる農園に行き、いちご狩りをする予定です。
I will go to the pick-your-own strawberry farm.
これはいちご狩りができる農園に行き、いちご狩りをするということを詳しく表現した例文です。
文の中に耳慣れない単語が出て来ましたが、安心してください!
こちらは、次のセクションで詳しくお伝えします。
このように「いちご狩り」という表現でも、場面によって使い分けが必要ということになります。
使う際は表現方法に注意してみましょう!
日本のいちご狩りに近い英語表現はなに?
ここでは「いちご狩り農園に行き、いちご狩りをする」という意味の英語表現を2つ紹介します。
まずは前のセクションに出て来た表現です。
PYO(ピーワイオー)
英語圏では、自分でフルーツ狩りができる農園を示す表現があります。
それは「PYO」。
これは「Pick Your Own(ピック ユア オウン)」の略語になります。
読み方は「ピョ」ではなく、「ピーワイオー」。
先ほどの例文では、このように表現しましたね!
私はいちご狩りができる農園に行き、いちご狩りをする予定です。
I will go to the pick-your-own strawberry farm.
英語圏の農園に行くと、看板に「PYO」「PYO strawberries」「Pick Your Own blueberries」などと書いてあることがあります。
このように書かれている場所では、それぞれのフルーツ狩りを楽しむことができます!
この場所でアクティビティとしていちご狩りを楽しむと説明するのが、正確な日本語のいちご狩りに近い表現になります。
U-pick(ユーピック)
また他の表現に「U-pick」があります。
ここでの「U」は「YOU(あなた)」という意味。
「自分で収穫する」ということを表現する言葉になります。
表現方法はこちら。
昨日私はユーピックファームで、いちご狩りを楽しんだ。
At the U-Pick farm, I enjoyed strawberry picking yesterday.
このような現地で実際に使われている言葉を覚えておくと、いざという時に使えます!
外国で果物狩りなどをする際は、ぜひ使ってみてくださいね。
Huntingを使ってはいけない理由を紹介
ここまでいちご狩りの表現方法について紹介して来ました。
ただ「狩るってhunt(ハント)と表現するよね?」と思った方もいるはず!
実は、この場面ではhuntは使わないのが一般的なんです。
その理由を見て行きましょう!
huntを使わない理由
huntという単語は訳すとこうなります。
「狩猟をする」「(くまなく)捜す」
果物を狩るという表現とは、少し違ったニュアンスになりますよね。
pickを使う理由
いちご狩りは「strawberry picking」、フルーツ狩りは「fruit picking」と表現すると紹介しました。
ではpickという動詞には、どのような意味があるでしょうか。
pickには「摘む」「もぐ」という意味があるんです。
フルーツ狩りの表現としては、こちらが適していますね!
英語圏のいちご狩りはどんな感じ?
![](https://itigo-gari.com/wp-content/uploads/2021/12/rich-smith-tsiq3aUG5Mk-unsplash-1024x682.jpg)
最後に日本とは少し違った、英語圏のいちご狩りについて紹介します。
広大な畑
日本のいちご狩りはというと冒頭に書いた通り、ビニールハウス内で行うものが一般的ですよね!
しかし英語圏ではそうではないのです。
どのような場所で行われているかというと、屋外の広大な畑です!
広い土地を歩き回って、畑にあるイチゴを収穫していきます。
食べ歩きはしない
また日本のいちご狩りといえば、「摘んだその場で食べることができる」というのも特徴の一つ。
しかし英語圏では摘んだその場で食べるのは基本的に禁止。
バケツなどに入れていき、最後に計量してお金を支払うケースが一般的です。
量り売りということですね!
この二点が日本と大きく違う点になります。
最後に
今までいちご狩りの英語表現と英語圏でのいちご狩りについて紹介をしてきました。
いかがでしたか?
文化の違いがあって、とても興味深いですよね。
今後海外旅行をする際には、観光の一つにいちご狩りを入れるというのも楽しみ方の一つかもしれません!
その際は、ぜひ英語表現を使ってみてくださいね。