いちご狩りは、時間内でいちごを好きなだけ頬張れる至福のひとときですよね。
ただ、食べ放題に出かける時、「平均でどのくらい食べれば元を取ることができるのか?」と気になったことはありませんか?
せっかく食べ放題に行くなら、たくさん食べて元を取るぞ!と気持ちが湧いてしまうものです。
そこで、この記事ではいちご狩りのいちごの値段とスーパーの値段を紹介し、実際にいくつまでいちごを食べれば元を取ることができるのか、損をしないのか比べてみました。
いちご狩りは平均でどれくらい食べられる?
いちご狩りで、人は平均何個くらいいちごを食べることができるのでしょうか?
もちろん、いちごの大きさや個人のコンディション、いちご農園の環境によるところもあります。
30分間のいちご狩りで、平均して食べる量は以下の通りです。
- 子供:10個ほど
- 成人女性:15個〜20個ほど
- 成人男性:30個ほど
- 大食いの方:50個ほど
いちご狩りの制限時間は30分に設定している農園が多いです。
つまり、例えば30個を目標としてたら1分に1個食べれば損はしない計算になりますね。
スーパーのいちご1パックに入っている平均個数は?
スーパーで売っているいちご1パックには、平均していちごが13個ほど入っています。
個数が違うのは、いちごの粒の大きさや品種によって個数が変化するからです。
ただ、いちごの1パックの重さは300gほどに収まっていることがほとんどです。
したがって、いちご1パックの料金を500円とすると、いちご1個あたりの料金は38円ほどになりますね。
いちご狩りのシーズンごとの料金と元を取るための個数
いちご狩りの料金は、シーズン中で変動します。
そこで、シーズンごとの平均的な料金とともに、何個食べれば元が取れるのかご紹介します。
12月〜3月までのいちご狩りの料金が最も高い
12月〜3月のいちご狩りの料金
- 大人料金:2,000円
- 子ども料金:1,800円
元を取るために食べるべきいちごの数の目安
- 大人:53個
- 子ども:48個
※1つあたりのいちごの単価:38円で計算
12月〜3月までのいちご狩りの料金は、平均して大人で2,000円、子供で1,800円の農園が多いです。
上記で計算したように、いちご1個あたりの単価を38円としましょう。
大人は53個、子供は48個食べれば元を取ることができる計算となります。
12月〜3月までは、甘くて実が引き締まった歯ごたえのある美味しいいちごを楽しめます。
とにかく甘いいちごが食べたい!という方は12月〜3月を狙っていきましょう。
ただし、甘くて美味しいいちごが食べられる代わりに料金が高いので、多く食べないと元は取るのは難しいですね。
そして、12月〜3月は冬休みや春休みが重なり、予約が取りにくいことも多いというデメリットもあります。
混雑する時期は、農園に事前に生育状況を確認しておくのが良さそうです。
4月〜5月初旬までのいちご狩りの料金
4月〜5月初旬のいちご狩りの料金
- 大人料金:1,700円
- 子ども料金:1,500円
元を取るために食べるべきいちごの数の目安
- 大人:45個
- 子ども:40個
※1つあたりのいちごの単価:38円で計算
4月〜5月初旬までのいちご狩りの料金は、平均して1,700円、子供で1,500円の農園が多いです。
上記で計算したように、いちご1個あたりの単価を38円としましょう。
大人は45個、子供は40個食べれば元を取ることができる計算となります。
気温が上昇する4月〜5月初旬は、水分を多く含み、12月〜3月に比べて水分が多めの柔らかいいちごが楽しめます。
みずみずしい柔らかいいちごが好き!という方は、暖かくなってきた4月〜5月初旬を狙っていきましょう。
また、4月〜5月初旬は、12月〜3月に比べたら過ごしやすい暖かさとなるため、防寒を気にする必要がなくなります。
軽装で気軽にいちご狩りに出かけられるのが魅力ですね。
5月中旬〜シーズン終了までのいちご狩りの料金
5月〜シーズン終了までのいちご狩りの料金
- 大人料金:1,200円
- 子ども料金:1,000円
元を取るために食べるべきいちごの数の目安
- 大人:32個
- 子ども:27個
※1つあたりのいちごの単価:38円で計算
5月中旬〜シーズン終了までのいちご狩りの料金は、平均して1,200円、子供で1,000円の農園が多いです。
上記で計算したように、いちご1個あたりの単価を38円としましょう。
大人は32個、子供は27個食べれば元を取ることができる計算となります。
いちごの果実数は多い傾向にありますが、暖かさによりいちごの旬は終わりに近づいている時期です。
冬のいちごと比べて、みずみずしく柔らかいいちごが多くなります。
その代わり、いちご狩りの料金がグッと下がり元を取ることができる料金になります。
「食べ放題に行くからには、どうしても元を元を取る!」という方は、料金が下がる5月中旬以降のタイミングに合わせて行くのもいいでしょう。
いちご狩りで元を取るためにたくさん食べるコツ4選
いちご狩りでたくさん食べるにはどうすればいいのか?
元を取るためのコツを4つご紹介します。
- 満腹・空腹で行かない
- いちご狩りのシーズン開始に行く
- いちご狩りの開演時間を狙う
- 味に変化をつける
それでは、それぞれ見ていきましょう。
①満腹・空腹で行かない
食事をしたあとは、もちろんお腹がいっぱいなのでいちごをたくさん食べることはできませんよね。
元を取ることを目的として、食事の直後にいちご狩りに行くのは当然避けたほうがいいでしょう。
また、逆に空腹にしていちご狩りに行くのもおすすめはできません。
なぜなら、あまりにも空腹な状態で何かを食べると、すぐにお腹がいっぱいになってしまうからです。
経験がある方も多いのではないでしょうか?
したがって、いちご狩りに行く前は軽食にしておきましょう。
現地に着いた時に、ちょうど小腹が空いてきた!くらいに調節するといいですよ。
②いちご狩りのシーズン開始に行く
美味しいいちごを選べば、たくさん食べられて元を取ることができる気がしませんか?
いちご狩りは、冬に行ったほうが甘くて実が引き締まった歯ごたえのあるいちごを楽しむことができます。
したがって、いちご狩りが始まる12月〜1月に行くのをおすすめします。
③いちご狩りの開園時間を狙う
いちご狩りに行く時間も重要です。
午後に農園に訪れたら、いちごがほとんど残っていなかった!ということも考えられます。
また、時間が経つにつれていちごに日が当たるようになると、温度が上がってぬるくなります。
いちごは、冷えている方が美味しいという特徴があります。
なので、元を取ることを目的に美味しいいちごをたくさん食べたいなら、気温が低く、地面が温まっていない開園時間に行くのがベストです。
甘くて美味しいいちごを食べられる確率が格段に上がりますよ。
④味に変化をつける
いちごは先端にいくほど甘く、ヘタに近い部分は少し酸味があります。
初めに甘い先端から食べてしますと、ヘタの部分をより酸っぱく感じてしまいます。
したがって、最初は酸っぱさのあるヘタの部分から食べ始めて、徐々に甘くしていくのがいいでしょう。
いちごの先端がより一層甘く美味しく感じられますよ。
また、練乳などを持参しておき、味の変化を楽しむのもおすすめです。
でも、元を取ることを考えていちごを食べていると、どうしても味に慣れて飽きてきてしまいます。
飽きてきた頃に味の変化をつけられるように、練乳を持参しましょう。
ただし、練乳をつけるとすぐにお腹がいっぱいになり、元を取るのが難しくなります。
始めから練乳をつけるのではなく、あくまでも味を変えて楽しむものとして最後の最後に使うのをおすすめします。
また、練乳は持参不可だったり、持ち込みOKではあるが有料だったりする農園もあります。
無料で練乳をつけてくれる農園もあるので、事前に問い合わせて確認しておきましょう。
いちご狩りで元を取るのが難しい人は行かない方がいいの?
いちご狩りで元を取るためには、料金が最も低い時期でもいちごを30個近く食べなければならないことがわかりました。
「少食だから、元を取るのが難しそう。いちご狩りに行かないほうがいいのでは?」
という方も少なくないですよね。
ただ、いちご狩りには「自分で収穫したいちごをその場で食べられる」という非日常を味わう体験も料金に含まれています。
そして、いちばん大切なのは一緒にいちご狩りをした家族や友人たちと、「美味しく食べる喜びを共有」することです。
せっかくみんなでいちご狩りに来たのに、元を取ることに必死で会話は一切なかった、なんて悲しいですよね。
また、福岡や栃木でいちご狩りをしたら、1パック1,000円近くする「あまおう」や「とちおとめ」、「スカイベリー」といったブランドいちごが食べ放題です。
元を取ることはできなかったとしても、高くて普段はなかなか手を出せないいちごを好きなだけ食べられるいちご狩りに行く価値はあるでしょう。
まとめ:いちご狩りで元を取るのもいいが、他のことにも価値がある
いちご狩りで元を取るには、平均して何個食べればいいのかについてお話しました。
いちご狩りの料金が最も安い時期でも、30個近く食べれば元を取ることができます。
ただ、元を取ることに夢中になりすぎるのも禁物です。
損や得を考えてばかりで、一緒に行った人といちご狩りの楽しい思い出を作れないのは悲しいですよね。
元を取ることばかり考えず、その時にしか共有できない時間を楽しみましょう。