春休みやゴールデンウィークに、いちご狩りに行こうと計画を立てている方も多いですよね。
いちご狩りは冬から始まっていますが、実は、春に行った方がお得に体験できることをご存知でしたか?
そこで今回は、春にいちご狩りに行こうとしている人に向けて、メリットや注意点をまとめました。
ゴールデンウィークに行くときに気をつけるべきポイントも解説しているので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。
春のいちご狩りについて簡単解説
春にいちご狩りに行きたい!と楽しみにしている方も多いと思います。
ここでは、春のいちご狩り事情についてご説明します。
春(3月、4月、5月)はいちご狩りができるの?
いちご狩りは、5月までできる農園が多いです。
5月にはゴールデンウィークもありますので、家族や友人といちご狩りに出かけるにはぴったりですね。
いちごは寒い時期に美味しくなる果物なので、暖かい地域では5月に終わります。
しかし、北海道のいちご狩りシーズンは6月中旬〜7月中旬です。
お住まいの地域ではいつまでいちご狩りができるのか、以下の記事で詳しく紹介しています。
ぜひ確認してみてくださいね。
春(3月、4月、5月)のいちごはどんな特徴がある?
春のいちごは水分を含んでいるため、柔らかな果肉を味わえます。
また、冬に比べて春のいちごの方が酸味を感じることが多いです。
もちろん生で食べるのもジューシーで美味しいですが、持ち帰ってジャムなどに加工するのもいいですよ。
また、粒のサイズは小柄〜中柄になりますが、その代わり果実数が多いです。
春のいちご狩りでは、せっかく行ったのに実がほとんど無かった!という失敗は避けられます。
春のいちご狩りの料金はお手頃価格!
春(3月、4月、5月)のいちご狩りは、1,000円ほどまで料金が下がります。
なぜなら、いちごのシーズンが終わりに近づくからです。
いちご狩りのベストシーズンは、冬の12月〜2月まで。
しかし、冬のベストシーズンに行くと大人で2,000円ほどするので、春には半額になるということですね。
「大人数でいちご狩りに行くからできる限り安く抑えたい!」という方は、春にいちご狩りに行くのをおすすめします。
ただし、3月までを冬の料金として高めに設定している農園もあります。
いちご狩りに行く前に、料金をよく確認しましょう。
シーズン中の料金の変動は、以下の記事で詳しく解説しています。
春に採れるいちごのおすすめ品種6選
春(3月、4月、5月)に旬を迎えるいちごの品種を6つ厳選しました。
気になるいちごを見つけて、いちご狩りに行ったらぜひ召し上がってみてくださいね。
①紅ほっぺ
紅ほっぺは、12月から5月まで味わうことができます。
いちご狩りではとてもメジャーで、人気のある品種です。
粒は大きくしっかりとした食感があり、中身もほんのりと赤いのが特徴です。
甘味と酸味どちらも絶妙なバランスで、いちご本来の甘酸っぱさを堪能できる品種となっています。
②章姫(あきひめ)
章姫は、2月、3月、4月がもっとも美味しい品種です。
酸味が穏やかなので、酸味が苦手な小さいお子さんでも食べやすいいちごです。
果実は少し柔らかめで口当たりがよく、果樹もたっぷり含んでいます。
デリケートないちごなので、パック詰めされたいちご同士が当たっただけで傷んでしまうこともあります。
痛んでいないキレイな章姫を食べられるのは、いちご狩りに来た人の特権ですね!
③やよいひめ
やよいひめは2月、3月、4月に味わうことができる群馬県のブランドいちごです。
とにかく大粒で、糖度が高くまろやかな酸味が特徴。
「やよいひめ」の名の通り、他の品種の旬が終わり始める弥生(3月)になっても、安定した品質を保てるところも大きなポイントです。
④もういっこ
もういっこは、1月、2月、3月、4月に旬を迎える品種です。
宮城県にオリジナル品種であり、寒い環境でも耐えられるように試行錯誤されて誕生しました。
粒は大きくボリューム満点で、甘味と酸味が絶妙なバランスとなっています。
すっきりとした香りもあり、食べた後に爽快感が口に中いっぱいに広がります。
思わず「もういっこ!」と手を伸ばしてしまうほど魅了があるいちごですよ。
⑤桃薫(とうくん)
桃薫の旬は、2月、3月、4月です。
名前の通り、モモに似た芳醇な香りがします。
完熟したら、真っ赤ではなくサーモンピンク色になります。
栽培農家が少ないため、桃薫のいちご狩りができる農園があったらとてもラッキーです!
⑥あまおとめ
あまおとめは、1月、2月、3月、4月が最も美味しいいちごです。
愛媛県が開発したいちごで、「とちおとめ」と「さがほのか」の交配によって生まれた、いわばサラブレッド品種。
香りがとてもよく、一口かじるだけでいちごの香りが口いっぱいに広がります。
果肉が柔らかめで、噛んだ瞬間にじゅわっと溢れ出る食感もたまりません。
春のいちご狩りの服装・必要な持ち物
春にいちご狩りに行く人に向けて、おすすめの服装と持ち物をまとめました。
いちご狩りに行く前に参考にしてくださいね。
春のいちご狩りの服装
春とはいえ、3月、4月はまだ肌寒くなる日もあります。
ウィンドブレーカーやデニムジャケットなど、防寒できる羽織ものは必ず持っていきましょう。
春を感じるアイテムを1点だけプラスするだけでも、おしゃれを楽しめますよ。
5月になれば外もかなり暖かくなってきますので、薄着でも問題ないでしょう。
ただし、紫外線が強くなってくる季節なので、UVカット機能付きのカーデイガンなどを羽織るのがベストです。
以下の記事では、いちご狩りに来ていくべき服装を細かく分けて紹介しています。
春に限らず、いちご狩りの服装で注意するべきポイントもありますので、ぜひ目を通しておいてくださいね。
春のいちご狩りに必要な持ち物
結論からいうと、春だからといって特別に持って行くべき持ち物はありません。
ただし、春は天気によって気温が変化しやすいです。
暖かい日は水分補給をこまめにできるよう、水筒を持っていくことをおすすめします。
いちご自体も甘い上、練乳をつけて食べるので予想以上に喉が乾きやすいです。
逆に肌寒い日は、さっと羽織れるウィンドブレーカーが1枚あると重宝しますよ。
他に持って行くべき持ち物は、以下の記事で詳しくまとめているので参考にしてくださいね。
春のゴールデンウィークにいちご狩りに行くときの注意点
5月といえば、大型連休のゴールデンウィークがありますね。
ゴールデンウィークを使っていちご狩りに行く予定を立てている人に向けて、注意点をまとめました。
ゴールデンウィークにいちご狩りに行くなら、予約は必ずしよう
ゴールデンウィークにいちご狩りに行く予定の方は、必ず予約しましょう。
なぜなら、ゴールデンウィークのいちご狩りは大変混むからです。
家族連れの方は、大型連休であるゴールデンウィークに安くいちご狩りに行こうと計画している人が多いです。
なので、予約が不要ないちご農園でも、必ず予約することをおすすめします。
予約せずに行ったら、混雑していて入れなかった、いちご狩り用のいちごがすでに無くなって閉園していた、ということも考えられます。
いちご狩りの予約するべき理由は、以下の記事を参考にしてくださいね。
ゴールデンウィーク中でも混む時期はあるのか?
ゴールデンウィークにいちご狩りに行くなら、ゴールデンウィークが始まった初日を狙いましょう。
なぜなら、ゴールデンウィーク後半になるにつれて、熟した美味しいいちごが無くなっていくからです。
やはり、早く来た人は大きな完熟したいちごから採っていきます。
いちご狩りに行くのが遅くなればなるほど、いちごは食べ尽くされていきますよね。
そのため、ゴールデンウィークいちご狩りに行く場合は、初日に行くのがおすすめです。
いちごは朝がもっとも糖度が高くなるため、午前中に行くいちご狩りは一石二鳥ですよ。
まとめ:春はお得にいちご狩りが体験できる季節!
春は、冬に比べていちご狩りの料金が大幅に下がります。
家族でいちご狩りにいく方は、コスパの良い春を狙うのがいいかもしれません。
ただし、ゴールデンウィークはとても混雑します。
予約不要ないちご農園でも、必ず予約してから行きましょう。